SEO業者に依頼しているのに、ある所まで順位が上がった後、殆ど順位の上昇が見られないという経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
そんな場合はSEO業者に聞いても、「急激に外部施工をするとスパムと評価される」などといろいろ理由をつけて、様子を見ているという答えが返ってくるのではないでしょうか?
そんなことに気をもんで順位変動をモニターしているうちにドンドン時間が過ぎていき、気は焦るばかりです。成果報酬なのになぜSEO業者は対応してくれないのだろうと貴方は頭を悩ませているのではないでしょうか?
なぜこのような事態が起きるのでしょうか?
答えは、ズバリ、成果報酬の額が低すぎるのが原因です。私は、ECサイトの運営者として、これまでこういう状況を何度も経験しました。(実話シリーズ第1弾参照)
当り前のことですが、SEO業者は報酬に見合った施策しか打てないということです。キーワードに関係なく一定の低額料金で検索順位を上げることのできる魔法使いは存在しないのです。
そういった場合SEO業者は、初期費用を使って一定のSEO施策を講じ、後は成果を待つだけなのです。SEO業者にすれば、運よく効果が上がれば成果報酬が入りますし、運悪く成果が上がらなくても初期費用を貰っていれば、一定の利益は見込めます。
キーワードの難易度にもよりますが、あとは費用対効果の問題です。SEO業者は費用をかけて順位が上がらないと見れば、お金をかけて施策を講じることはしないでしょう。
もちろん、案件毎に専任スタッフが常時検索順位やアルゴリズムの変更などのモニタリングをし、SEO施策を講じている真面目なSEOベンダーもいますが、そういったSEO業者はある程度の料金設定をしているはずです。
それでは、いつでも被リンクが必要なのでしょうか? 答えはNOです。
貴社が競争の低いキーワードでWebサイトを立ち上げ、まだSEO施策をほとんど何も実施していない場合は、被リンクを施行する必要はありません。
そういった場合は、まずは自分で基本的なSEO施策を講じるか、安価で契約期間の短いSEO業者にSEOの施工を依頼するのが良いでしょう。
なぜなら、競争の低いキーワードなら内部施工と一定の被リンク(バックリンク)さえ施工すれば順位が上がる可能性が高いからです。その場合には、途中でSEO戦略の変更が柔軟にできるように契約期間が短いところを選ぶのが秘訣です。
SEO業者が行う外部施工の殆どはブログやページランクの低いサイトからのバルクリンク(大量のリンク)を実装することです。
キーワードの難易度にもよりますが、このようなページランクの低いサイトからのバルクリンクの効果は限定的です。しかし、多くのSEO業者は高ページランクの被リンクは利益を確保できなくなるため利用していません。
しかし、ある程度施策コストに余裕の持てるSEO業者やサイト運営者は高ページランクの被リンクを使っています。SEO業者や競争の厳しいWebサイトには、多くの場合、海外からの高ページランクのリンクが実装されています。
基本的なSEO施策は講じたが、その効果が薄れてきたと感じられる場合、高ページランクの被リンクが検索順位を上げるのに重要な手段の1つになるのです。